2014年6月27日金曜日

Windows パフォーマンスモニターのログ頻度を調整する

パフォーマンスモニターを何時間も継続して走行していると、ログのサイズが大きくなって分析が困難です。サンプルの間隔を調整することで、効率的に運用できます。この間隔については、Microsoft からガイドラインが提示されています。

http://technet.microsoft.com/ja-jp/magazine/2008.08.pulse.aspx
通常の運用時、ベースラインを確立するための適切なサンプリング間隔は 15 分です。問題が発生するまでの平均経過時間が約 4 時間の場合は、サンプリング間隔を 15 秒に設定します。問題が発生するまでの時間が 8 時間以上の場合は、サンプリング間隔を 5 分以上に設定します。

データコレクタには3種類(下記を参照)ありますが、このうち調整を行えるのは「パフォーマンス カウンター」のみです。
調整するには、
  1. パフォーマンスモニターにユーザ定義として作成した「データコレクタセット」を選択する。
  2. 定義に含めたデータコレクタのうち、「パフォーマンス カウンター」であるものを右クリックして、プロパティを選択
  3. プロパティの設定画面で、「パフォーマンス カウンター」タブを開いて、「サンプルの間隔」を変更します。

(参考)データコレクタの一覧
  • パフォーマンス カウンター
  • イベント トレース データ
  • システム構成情報