2014年6月21日土曜日

Windows標準の機能で動作をモニタリングする

なるべくWindows標準の機能でモニタリングするしかないときに有用なツールのまとめ

・リソース モニター

Windowsの[Start] > アクセサリ > システムツール > リソース モニター
http://technet.microsoft.com/ja-jp/windows/ee350564.aspx
CPU、メモリ、ディスク、ネットワーク のモニタリングが簡単にできるが、特徴としてリアルタイムで確認できる反面、ずっと見張っていないと問題を見逃してしまう。

・パフォーマンス モニター

コントロール パネル > システムとセキュリティ > 管理ツール > パフォーマンス モニター
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc749115.aspx
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc749249.aspx
デフォルトの「データ コレクター セット」でモニタを開始することもできるが、通常は「データ コレクター セット」のユーザ定義を準備する。特徴としては詳細な情報をモニタリングできるが、走行中は結果を確認できない。
かなり詳細なデータ コレクターが揃っているが、各データ コレクターのリファレンスは残念ながら見つけられません。

主なデータ コレクターは以下
  • CPU(Processor)
  • メモリ(Memory)
  • ディスク(物理:PhysicalDisk /論理:LogicalDisk)
  • ネットワーク(ICMP, TCP, IP, UDP, etc.)
  • 他にもたくさん

・Firewall のログ

コントロール パネル > システムとセキュリティ > Windows ファイアウォール > 詳細設定
「セキュリティが強化された Windows ファイアウォール」画面の「監視」メニューから、
ログ設定を開始する。
ネットワークのトラブルを解析する情報が得られます。ログできる情報は以下
  • 破棄されたパケット
  • 正常な接続

・ODBCのトレースログ

http://support.microsoft.com/kb/274551/ja
コントロール パネル > システムとセキュリティ > 管理ツール > データ ソース (ODBC)
「ODBC データソース アドミニストレーター」画面の「トレース」タブから、「トレースの開始」ボタンを押下
ODBC接続のトラブルを解析する情報が得られます。


他には、Microsoft製品ならばインストールしても良いならば、以下の選択肢がある。

・Microsoft Message Analyzer

http://msdn.microsoft.com/en-us/library/jj649776.aspx
インストールが必要
ネットワークパケットをモニターできるが、未だ資料があまり無くて、
次に挙げる1世代古い「Microsoft ネットワーク モニター」のほうが楽だし、翻訳された情報も多い。

・Microsoft ネットワーク モニター

http://support.microsoft.com/kb/933741/ja
インストールが必要
ネットワークパケットをモニターできる。

・Process Monitor

http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb896645.aspx
インストールが必要
プロセスのファイル/レジストリ/ネットワーク アクセスをモニタできる。