2011年5月1日日曜日

TWINBIRD と siroca のホームベーカリーを比べてみた

安値を争う、2斤対応のホームベーカリーを比べてみました。
製品仕様はほぼ同じですが、実際に使った感想を挙げてみます。

ツインバード TWINBIRD
PY-D432W
シロカ siroca
SHB-12W


比べてみました。価格は安いし、どちらもちゃんとパンが焼けます。初心者の導入機としては申し分ないと思います。
この製品に限らず、ホームベーカリーの特徴と要望について気がついた点を挙げてみます。

パンに羽根の跡が残る
ホームベーカリーは羽根でパンをコネてそのまま焼くので、どの製品でもパンの底に羽根の穴があきます。この為、パンを取り出す時に羽根がパンに引っ掛からないほうが、焼き上がったパンの穴が小さくなります。
ツインバードとシロカともに羽根の形状はほぼ同じですが、シロカの羽根は斜めに付いており、パンを取り出すときに穴が大きくなりやすいです
よってパンの羽根の跡はツインバードのほうが小さい。

パン羽根は無くなりやすく、傷みやすい
羽根をなくす方が多いらしいです。また、羽根にはパンをこねる時に強い力がかかるので羽根が歪みやすいです。パン羽根を別売しているホームベーカリーのほうが、安心です。
よって、メーカーのwebサイトで羽根を注文できるツインバードのほうが便利。
シロカも羽根は別売りしてますが、電話で注文になります。どちらの製品も素材はアルミニウムなので強度は同じです。

本体重量
ツインバードの本体重量は、約6.2kg
シロカの重量は 3.9kg と表示されてありましたが、これはパンケースなしの状態です。パンケース+羽根を合わせて 4.3kg あり、全体重量は合わせて 8.2kg あります。
よって、ツインバードのほうが本体重量が軽い。

価格
これはツインバードのほうが安い。

パン生地のコネ具合
パン羽根の位置を中央からずらしているホームベーカリーはありません。
しかし羽根が中央にあるとパン生地がそのまま回転することが多く、生地が回転(空転)するだけではあまりコネたことになりません。そこで本体を傾けてコネるとパンケースの側面に引っ掛かり、しっかりコネることができます。これは両製品で同じです。

レビュー結果では、ツインバードのほうが良いと思います。