2014年8月14日木曜日

ペットボトル給水キャップの水量を調整

100円ショップで売っている、プランター用の水やりキャップの水量を調節する方法です。傾向として水が流れ出る勢いが早すぎることになると思います。

今回は、100円ショップのセリア(Seria)で購入した給水キャップで試してみる。


ペットボトルとの相性にもよると思うが、水量は相当多く500mlサイズで30分程度だった。キャップに開いている穴は2つでサイズは相当小さいが、水量が早い原因は穴のサイズではない

原因はキャップとペットボトルの接合部分から空気が吸い込まれてしまうためです。この製品はペットボトルとキャップの密接な接合具合で水量が影響してしまうので、汎用的なペットボトルを想定した商品としてはどうしても無理がある。100円ショップでは売っているけど、クレームの元になると思われてホームセンターではあまり取り扱っていないのも納得できる。

そこで水量調節のために、ちょっと改良します。

ペットボトルとの接合部分を密着するためにパッキンを入れます。薄いシート状の梱包材などを使ってキャップの内側にぴったり納まるサイズに丸くカットします。


パッキン中央の穴のサイズはよほど小さくない限り流量とは関係が無いので適当に開けてよい。今回は見た目重視でパンチ穴を開けました。梱包材がなければラップとかで代用できるが、繰り返し使用する耐久が無いです。

これをキャップに入れてペットボトルを付けると、今度は流量がほとんど無くなった。でもペットボトルを逆さにして水やりキャップの小穴に指先を添えてみると水面張力で水がゆっくり吸い出されてきます。これが水量を最も押さえた状態です。もっと水を流したいならば、パッキンに空気が入る切れ目を入れてやると早くなります。