2024年6月16日日曜日

spotDL で YT-DLP download error が発生

spotDL で Spotify の音楽をダウンロードすると、
AudioProviderError: YT-DLP download error が発生した。

調査のため、引数を付けてデバックログを出力してみる。
spotdl https://open.spotify.com/track/xxxxx --log-level DEBUG

すると、Spotify の url を指定しているが、実際は同じ楽曲を YouTube Music からダウンロードしていることが判明。 私の環境だと、フィルタリングで youtube へのアクセス制限をしているので接続エラーとなっていた。

2023年6月14日水曜日

Thunderbird アカウントの順番を変更する

Thunderbird でアカウントの順番を変更する方法です。

「Manually sort folders」アドオンでアカウント順を変更することもできるが、Thunderbird バージョン 91 以上にアップデートすることで、アドオンを使わなくても変更することができるようになります。

アカウント設定画面を開いて、移動したいメールアカウントを、このように移動できるようになります。

Thunderbirdの ツール>アカウント設定を開く

2022年8月12日金曜日

HUAWEI P10 lite の fastboot デバイスエラー

HUAWEI P10 lite を Windows10環境に接続して adbコマンドは使えるが、デバイスマネージャの Fastboot2.0 デバイスに△マークが付いて、fastbootのコマンドが反応しない。

これは例えば、PotatoNV のマニュアルに出てくる Huawei Testpoint Drivers のドライバを使うと解消できる。
(ドライバの問題だけなら、インストールしなくてもドライバの更新でこれを指定すればよいだけ。)


PotatoNV(OEM アンロックコードを検出)
https://github.com/mashed-potatoes/PotatoNV

Huawei Testpoint Drivers
https://files.dc-unlocker.com/share.html?v=share/18B15B9D02C945A79B1967234CECB423

2022年8月11日木曜日

VMwareのゲストOSで、USBデバイスが接続できない(グレーアウト)

VMwareのゲストOSを構築したところ、USBデバイスが全く使えそうにない状態になった。

環境

  • VMware Workstation 16 Player
  • ゲストOS:Windows 10 November 2021 Update
  • ホストOS:Windows 10


症状としては

  • [Player] > [取外し可能デバイス] から見ると、全てのUSBデバイスがグレーアウトされる。
    (これは仮想マシン設定の USBコントローラの設定で、「すべての USB 入力デバイスを表示する」にチェックを入れている場合。チェックしていないと、何も表示されないはず。)
  • 仮想マシンのタスクバーで、USBのデバイス アイコンがグレーアウトされる。
  • 新しいUSBデバイスが検出されると「動作を確認」に設定していると、確認ダイアログはあるが、その結果に関わらず接続できない。
  • 諦めてUSBデバイスを取り外した時にダイアログが表示されるが、何のデバイスも表示されていない。


取外し可能なUSBデバイスが、全てグレーアウトされた状態


取り外し可能デバイスに、何のデバイスも表示されていない

調べたところ、これは仮想マシンの設定ファイル(vmx) にある設定が影響していた。
usb.restrictions.defaultAllow = "FALSE"
これをTRUEに変更すると障害は改善した。


All USB devices are greyed out
https://communities.vmware.com/t5/VMware-Workstation-Player/All-USB-devices-are-greyed-out/td-p/2878067

2022年8月9日火曜日

Oracle11gクライアントから12cへの接続エラー

Oracle11gのクライアントから、12cのサーバに接続するための手順です。

1.サーバのファイアウォールで、ポート1521の受信を許可する。

確認方法は、クライアントからコマンドで
tnsping [ip address]
OK と出力されること。

2.クライアントから接続試行、認証できない

接続試行したエラーメッセージ
ORA-28040: 一致する認証プロトコルがありません

これは11gからサーバに接続できる設定になっていない。サーバの sqlnet.ora にパスワード検証機能の設定を追加する。
SQLNET.ALLOWED_LOGON_VERSION_SERVER=11
(SQLNET.ALLOWED_LOGON_VERSION は非推奨、上記の _SERVER を使用する)
(リスナーの再起動は不要)

3.クライアントから接続試行、パスワードが無効

接続試行したエラーメッセージ
ORA-01017: ユーザー名/パスワードが無効です。ログオンは拒否されました

パスワードが正しくても、改めてパスワード・バージョンを再構成すると解消した。これは ALLOWED_LOGON_VERSION_SERVER の設定変更後に実施する。

SELECT USERNAME, PASSWORD_VERSIONS FROM DBA_USERS;
現在の PASSWORD_VERSIONS は [11G 12C] となっており、11G が含まれるので問題ないと思われたが、[11G 12C] というのは、上記の ALLOWED_LOGON_VERSION_SERVER のパラメータ値だと 12 に該当し、Oracle11gリリース2(11.2.0.3以上)に該当するので要注意。

ALTER USER user IDENTIFIED BY password;
同じパスワードで再設定すると、[10G 11G 12C] (同じくパラメータ値 11 相当)となり、11gのリモートから認証できるようになった。


SQLNET.ALLOWED_LOGON_VERSION_SERVER リファレンス
https://docs.oracle.com/cd/E96517_01/netrf/parameters-for-the-sqlnet-ora-file.html#GUID-1FA9D26C-4D97-4D1C-AB47-1EC234D924AA

2022年7月31日日曜日

Android 6.0 (Marshmallow) で MACアドレスを永続的に変更

GooglePlayにあるMACアドレス変更アプリ(Wifi Mac Changer など)では、変更できても一時的なものが多い。デバイスの再起動などでMACアドレスは再びデフォルト値に戻ります。

この状態でWiFiに繋げると、「認証に問題」というステータスになって接続できなかった。これはどうやら変更前のMacアドレスを参照したままWiFiの認証している様子。

WiFiの認証過程におけるHandshakeでは、MACアドレスから認証鍵を生成しているので、このままではWiFiに接続できる見込みがない。


Android Debug Bridge(adb) コマンドでやる場合は、
$ adb shell
$ su
# ifconfig wlan0 down
# ifconfig wlan0 hw ether 00:11:22:33:44:55
# ifconfig wlan0 up


結果の確認
$ ip link | tail
22: wlan0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc mq state UP mode DORMANT qlen 100
    link/ether 00:11:22:33:44:55 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff

ただしこの変更も一時的なものです。


永続的に更新する場合は、以下
# echo -n "001122334455" > /persist/wifi/.macaddr

ただしこの後、この人みたいな状態になってしまった。
https://androidforums.com/threads/corrupted-wifi-mac-address.919147/
・再設定できない
・後半の3セットは再起動のたびに変動(00:11:22:XX:XX:XX)


これを解消するために試したのがこれ。
https://www.androidiani.com/forum/modding-google-nexus-4/344310-mac-address-cambiato-ad-ogni-riavvio-persistent-partition.html
# chown root:root /persist/wifi
# chmod 755 /persist/wifi
# chown wifi:wifi /persist/wifi/.macaddr
# chmod 660 /persist/wifi/.macaddr
# /system/bin/conn_init

これでMacアドレスを更新できるようになった。

2022年7月17日日曜日

ESP32 Video-Recorder-junior で malloc failed

ログを見ても原因が分かりにくいが、これは PSRAM の Disable を Enabled に変えると解消した。以下エラーログ

cam_hal: cam_dma_config: frame buffer malloc failed
cam_hal: cam_config: cam_dma_config failed
camera: Camera config failed with error 0xffffffff
Camera init failed with error 0xffffffffE gpio: gpio_install_isr_service: GPIO isr service already installed

・設定方法

Arduino IDE>ツール と辿る
PSRAMを選んで、設定をEnabled に変更